こしひかりと黄金晴を交配して生まれたのがこの「ひのひかり」です。こしひかりに勝るとも劣らぬ食味で粘りも同等。炊き上がりの艶やかな光沢が特長です。味に深みがあり、食味総合評価はこしひかりと同等以上との評価を得ています。こしひかり、ひとめぼれに次ぐ、水稲作付面積第3位の、九州を代表するお米です。
米穀検査で判定される米の等級区分は一等級・二等級・三等級・規格外の区分があります。お米の粒がそろっているか、汚れや割れや着色が無いか?水分含有量はどうか?などが調べられます。その基準は極めて厳しく、例えば着色米は「一〇〇〇粒中一粒まで」などとなっており、千粒中二粒でも着色米があれば、二等米になってしまいます。当店では、一等米のひのひかりだけを取り扱っています。
肥沃な大地と豊かな自然、そして豊富な水源に恵まれた九州。近年の穀物検定協会による食味評価試験においても、九州産の7産地品種のお米が「最高評価・特A」を獲得しています。各方面から注目を集めている九州産のお米ですが、そもそも我が国に初めて稲作がもたらされた最初の地は、九州であったとも言われています。だから九州の米作りのキャリアは何と約二千三百年。九州の米作りが適地適作であることを、その悠久の歴史も物語っているのです。